ℹ️ この記事の前提
本記事は、ロジクールの公式サイト・Logitechのプレスリリースなど公開されている情報をもとにした仕様ベースの解説記事です。価格・在庫は2026年10月7日時点の情報です。
ロジクールGから、有線ゲーミングキーボード「Logicool G316 X 98」が2026年7月16日に発売されました。公式ストアの価格は、2年保証モデルが税込19,580円、1年保証モデルが税込17,800円です。Amazon.co.jpでは、1年保証のAmazon限定モデルが14,980円で販売されています(2026年10月7日時点)。
テンキーを残しながら幅を詰めた98%配列の日本語キーボードで、8,000Hzのレポートレート、スイッチを交換できるホットスワップ、ガスケットマウント構造を備えています。ロジクールGが「高性能を手の届く価格で」とうたうG3シリーズの製品です。
この記事では、本機の特徴を公式仕様から整理し、上位の「G512 X 98」や同価格帯の磁気式キーボード「TUF Gaming K4 Magnetic」との違い、買う前に確認したい点をまとめます。
結論:本機はこんな人向け
- 向く人:テンキー付きの日本語配列で、デスクの幅を少しでも節約したい人。2万円以下で8,000Hzとホットスワップを試したい人。打鍵感や打鍵音にもこだわりたい人
- 向かない人:ラピッドトリガーを使いたい人。ワイヤレスで使いたい人。マウスを大きく動かすためにキーボードの幅をもっと詰めたい人
- 最大の強み:98%配列・日本語配列・8,000Hz・ホットスワップ・ガスケットマウントを、1万円台半ばから選べる
- 最大の注意点:メカニカルスイッチなので、公式にラピッドトリガーの記載はない。有線のみ
📦 Logicool G316 X 98の概要と販売状況
本機は、ロジクールGの「G3シリーズ」のキーボードです。G3シリーズは、ワイヤレスマウス「G305 X SUPERLIGHT」やワイヤレスヘッドセット「G325」と同じシリーズで、上位モデルの技術を手ごろな価格で提供するラインとして発表されました。

国内向けはすべて日本語配列・リニアスイッチで、カラーはブラックとホワイトの2色です。保証期間の違いで型番が分かれています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | G316 X 98 有線ゲーミングキーボード |
| 型番(2年保証) | G316X-98-LNBK(ブラック)、G316X-98-LNWH(ホワイト) |
| 型番(1年保証) | G316X-98-LNBKd/LNWHd、G316X-98-LNBKda/LNWHda(公式ストアでは取り扱いなし) |
| 発売日 | 2026年7月16日 |
| 公式ストア価格 | 2年保証:19,580円/1年保証:17,800円 |
⚠️ 販売状況(2026年10月7日時点)
- Amazon.co.jp:Amazon限定モデル(1年保証、壁紙の特典付き)が販売・出荷Amazon.co.jpで14,980円、在庫あり。2年保証モデル(G316X-98-LNBK)は16,645円
- 楽天市場:ロジクール公式ストアで16,020円(1年保証)、16,680円(2年保証)
- Yahoo!ショッピング:ロジクール公式ストアで17,800円(1年保証)、18,520円(2年保証)
価格や在庫は日々変わります。購入前に販売ページで確認してください。
📋 Logicool G316 X 98の主なスペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 配列 | 98%、日本語配列 |
| スイッチ | メカニカル(リニア)、ホットスワップ対応 |
| スイッチ仕様 | 作動距離1.9mm、作動力40g、総移動距離3.5mm |
| レポートレート | 最大8,000Hz(0.125ms) |
| 構造 | ガスケットマウント、吸音レイヤー |
| キーキャップ | PBT(クロスハッチステムのキーキャップと互換) |
| 操作系 | ドットマトリクスLEDディスプレイ、コントロールダイヤル |
| ライティング | キーごとのLIGHTSYNC RGB、30ゾーンのライトバー |
| 設定ソフト | Logicool G HUB(ライティング、マクロ、キー割り当て) |
| 接続 | 有線(本体USB-C、USB-C to USB-Aケーブル1.8m) |
| 対応OS | Windows 10以降、macOS 12以降 |
| サイズ | 幅384×奥行き140×高さ40mm |
| 重量 | 880g(ケーブル込み920g) |
| カラー | ブラック、ホワイト |
※数値はロジクール公式サイトの記載です。
⚡ 注目ポイント① 最大8,000Hzのレポートレート
レポートレートは、キーボードがPCに入力を報告する頻度のことです。一般的な1,000Hzでは1ms間隔、本機の8,000Hzでは0.125ms間隔で報告します。キーを押してからPCが入力を受け取るまでの待ち時間は、理論上、最大で0.875ms短くなります(Gamingbeyaの計算値)。
ただし、これはキーボードとPCのあいだの報告間隔の差で、画面に反映されるまでの遅延全体がこの分だけ縮むわけではありません。8,000Hzの効果は、FPSなど入力のタイミングがシビアなゲームで意味を持つ性能です。レポートレートはダイヤルとディスプレイで本体から切り替えられます。
🔧 注目ポイント② スイッチを交換できるホットスワップ
本機のスイッチはホットスワップに対応しており、はんだ付けなしで差し替えられます。3ピンと5ピンのメカニカルスイッチに対応していますが、アナログスイッチは使えません。標準のリニアスイッチは作動距離1.9mm、作動力40gです。
キーキャップは丈夫なPBT製で、一般的なクロスハッチステムのキーキャップと互換があります。打鍵感が合わなければスイッチを替える、見た目を変えたければキーキャップを替える、といった使い方ができます。
🎹 注目ポイント③ ガスケットマウント構造で打鍵感と打鍵音を整える
ガスケットマウントは、キーを支えるプレートを緩衝材ではさんで固定する構造です。打鍵の振動が筐体に伝わりにくくなり、柔らかい打鍵感や落ち着いた打鍵音につながるとされています。
本機はネジを使わないスナップフィット式のガスケット構造に、吸音レイヤーを組み合わせています。ロジクールは、カスタムキーボードのような「コトッとした」打鍵音を目指したと説明しています。
🖥️ 注目ポイント④ ドットマトリクスLEDディスプレイとダイヤル
キーボード右上には、ドットマトリクスのLEDディスプレイとコントロールダイヤルがあります。ダイヤルを回すと、音量、メディア操作、ライティングの明るさ、レポートレートを調整でき、変更内容がディスプレイにアニメーションで表示されます。

ライティングは、キーごとのRGBと30ゾーンのライトバーです。G HUBを使えば、ライティングのほか、マクロやキー割り当ても設定できます。
🔍 購入前に確認したい注意点
ラピッドトリガーの記載はない
本機のスイッチは一般的なメカニカルスイッチです。公式サイトにラピッドトリガー(キーを少し戻しただけで入力を解除する機能)の記載はありません。ラピッドトリガーを使いたい場合は、磁気式スイッチなどを採用したモデルを選ぶ必要があります。
有線のみ
接続は有線のみで、ワイヤレスには対応していません。本体側はUSB-C、PC側はUSB-Aのケーブルが付属します。
Amazon限定モデルは1年保証
Amazonで14,980円の限定モデルは、1年保証のモデルです。2年保証が必要なら、型番がG316X-98-LNBK/LNWHのモデルを選びましょう。2026年10月7日時点で、Amazonでの価格差は1,665円でした(Gamingbeyaの計算値)。
98%配列はフルサイズより幅が狭い
98%配列は、テンキーを残しながらキーの間隔を詰めた配列です。本機の幅は384mmで、フルサイズのG413 SE(435mm)より51mm狭くなっています(Gamingbeyaの計算値)。テンキーなしのモデルほどは幅を詰められないため、マウスを大きく動かす人はTKLや75%配列も検討しましょう。
🆚 G512 X 98・TUF Gaming K4 Magneticと比較
同じ98%配列の上位モデルG512 X 98と、同価格帯の磁気式キーボードTUF Gaming K4 Magneticと比べます。数値はメーカー公称値です。
| 項目 | 本機 | G512 X 98 | TUF Gaming K4 Magnetic |
|---|---|---|---|
| メーカー | ロジクールG | ロジクールG | ASUS |
| 配列 | 98%、日本語 | 98%、日本語 | 75%、英語 |
| スイッチ | メカニカル(リニア) | メカニカル(リニア/タクタイル)+TMRアナログ | 磁気式 |
| ラピッドトリガー | 記載なし | — | 対応 |
| レポートレート | 最大8,000Hz | 最大8,000Hz | 8,000Hz |
| ホットスワップ | 対応 | 対応 | 対応 |
| 重量 | 880g | 1,000g | 1,090g |
| 価格 | 19,580円(Amazon限定14,980円) | 36,080円 | 16,980円 |
※本機とG512 X 98の価格は公式ストアの2年保証モデル、TUF Gaming K4 Magneticは市場想定売価です。G512 X 98は41キーにTMRアナログスイッチを装着できます(9個同梱)。「—」は公式サイトで記載を確認できなかった項目です。
結局どれを選ぶか(用途別)
用途別のおすすめ
- テンキー付きの日本語配列を、2万円以下で選びたい → 本機
- アナログスイッチも試したい、予算に余裕がある → G512 X 98
- ラピッドトリガーを使いたい、英語配列でもよい → TUF Gaming K4 Magnetic
価格差に見合うか
G512 X 98との価格差は、公式ストアの2年保証モデル同士で16,500円です(Gamingbeyaの計算値)。この差で、TMRアナログスイッチへの対応が加わります。アナログスイッチを使う予定がなければ、8,000Hzとホットスワップは本機でも使えるため、本機で十分な場合が多いでしょう。一方、TUF Gaming K4 Magneticは同じくらいの価格でラピッドトリガーに対応しますが、英語配列の75%なのでテンキーはありません。
📝 メリット・デメリットのまとめ
- ✅テンキー付きの日本語配列で、フルサイズより幅が狭い
- ✅最大8,000Hzのレポートレート
- ✅3ピン/5ピン対応のホットスワップ
- ✅ガスケットマウントと吸音レイヤー
- ✅ディスプレイとダイヤルで、レポートレートや音量を本体から変更できる
- ⚠️ラピッドトリガーの記載がない
- ⚠️有線のみ
- ⚠️Amazon限定モデルは1年保証
- ⚠️TKLや75%配列ほど幅は狭くない
👤 Logicool G316 X 98をおすすめできる人・見送った方がいい人
- ✅テンキーも使う日本語配列ユーザー
- ✅2万円以下で8,000Hzを試したい
- ✅スイッチやキーキャップを交換して楽しみたい
- ✅打鍵感や打鍵音にもこだわりたい
- ⚠️ラピッドトリガーを使いたい(→ TUF Gaming K4 Magneticなど)
- ⚠️ワイヤレスで使いたい
- ⚠️アナログスイッチを試したい(→ G512 X 98)
- ⚠️テンキーは不要で、とにかく幅を詰めたい
❓ よくある質問
Q. 発売日はいつですか?
2026年7月16日に発売されました。
Q. ラピッドトリガーには対応していますか?
公式サイトにラピッドトリガーの記載はありません。スイッチは一般的なメカニカルスイッチです。
Q. Amazon限定モデルと公式モデルの違いは?
Amazon限定モデルは1年保証のモデルで、Amazonの商品ページでは壁紙の特典付きと案内されています。キーボードの仕様の違いは案内されていません。
Q. Macでも使えますか?
公式サイトでは、対応OSはWindows 10以降、macOS 12以降とされています。
✅ まとめ:本機は「テンキー付きで性能も欲しい人」向け
本機は、98%配列の日本語キーボードに、最大8,000Hzのレポートレート、ホットスワップ、ガスケットマウントを組み合わせたモデルです。ディスプレイとダイヤルで、レポートレートや音量を本体から操作できます。
一方で、ラピッドトリガーの記載はなく、接続は有線のみです。テンキーを手放さずに、ゲーム向けの性能と打鍵感を手ごろな価格でそろえたい人に向いたモデルです。
🛒 Logicool G316 X 98
98%配列の日本語キーボードに、最大8,000Hzのレポートレート、ホットスワップ、ガスケットマウントを組み合わせたロジクールGの有線ゲーミングキーボード。ブラックとホワイトの2色です。
※Amazonのリンク先は、1年保証のAmazon限定モデル(ブラック)です。2026年10月7日時点で、Amazon.co.jp(販売・出荷:Amazon.co.jp)の価格は14,980円で、在庫ありでした。楽天市場・Yahoo!ショッピングは検索結果へのリンクで、ロジクール公式ストアなどで販売されています。最新の価格・在庫は販売ページで確認してください。


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