Fractal Design「Refine 2」徹底解説|初代Refineから何が変わった?素材3種の違いと選び方

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Fractal Design Refine 2 徹底解説

ℹ️ この記事の前提

本記事は、Fractal Designの公式サイト・国内発売時のプレスリリースなど公開されている情報をもとにした仕様ベースの解説記事です。価格・在庫は2026年10月7日時点の情報です。

スウェーデンのPCパーツブランドFractal Designから、ゲーミングチェア「Fractal Design Refine 2」が2026年9月3日に国内で発売されました。想定売価は税込113,200円で、素材3種類×カラー2色の6モデル展開です。

2024年に発売された初代「Refine」の後継モデルで、北欧家具のようなデザインと、オフィスチェアに近い調整機構を組み合わせている点は変わりません。今回はランバーサポートがデュアルパッド式になり、アームレストにロック機能が付いたほか、耐荷重が125kgから135kgに上がりました。素材には、布張りとメッシュを組み合わせた「Hybrid」が新たに加わっています。

この記事では、本機の特徴を公式仕様から整理し、初代Refineとの違い、3種類の素材の選び方、買う前に確認したい点をまとめます。

結論:本機はこんな人向け

  • 向く人:長時間座ってゲームや作業をする人。レーシングシート型ではなく、オフィスチェアに近い座り心地を求める人。部屋になじむデザインを重視する人
  • 向かない人:身長165cm未満の人(公式の推奨身長外)。フルフラットに近い角度まで倒したい人。予算を5万円前後に抑えたい人
  • 最大の強み:座面と背もたれが連動するシンクロチルトと、デュアルパッド式ランバーサポート。調整できる箇所が多い
  • 最大の注意点:推奨身長は1.65〜2.0m。背もたれの最大チルト角度は125°で、深いリクライニングには向かない
目次

📦 Fractal Design Refine 2の概要と販売状況

本機は、Fractal Designのゲーミングチェア「Refineシリーズ」の第2世代です。国内では2026年9月3日に発売されました。素材は「Fabric(布張り)」「Mesh(メッシュ)」「Hybrid(背もたれがメッシュ、座面が布張り)」の3種類で、それぞれにDark(黒)とLight(グレー/白系)の2色があります。

項目 内容
製品名 Refine 2
モデル Fabric Dark/Fabric Light/Mesh Dark/Mesh Light/Hybrid Dark/Hybrid Light
型番 FD-CH-RE2F-01/-02、FD-CH-RE2M-01/-02、FD-CH-RE2H-01/-02
発売日 2026年9月3日
価格 税込113,200円(想定売価、6モデル共通)
保証 機械部品5年間、張り地などのソフトパーツ3年間

⚠️ 販売状況(2026年10月7日時点)

  • Amazon.co.jp:Fabric Darkは販売・出荷Amazon.co.jpで113,200円、在庫あり。ほかのモデルも113,200円で掲載
  • 楽天市場:Fractal Design 楽天市場店などで114,239円
  • Yahoo!ショッピング:shopooo by GMOで113,200円

価格や在庫は日々変わります。購入前に販売ページで確認してください。

📋 Fractal Design Refine 2の主なスペック

項目 内容
リクライニング機構 シンクロチルト(Donati Dynamicメカニズム)
背もたれ/座面のチルト比 2:1
背もたれの最大チルト角度 125°
チルトのロック 11段階、フリーチルト対応、テンション調整可
ランバーサポート 内蔵デュアルパッド式(高さ・奥行き調整、奥行き20mm)
アームレスト 4D(高さ・左右・前後・回転)、奥行きロック付き
アームレスト調整幅 高さ140〜250mm、間隔430〜560mm、回転±20°、前後60mm
座面高 490〜610mm(Meshは485〜605mm)
座面奥行き調整 425〜500mm(Meshは450〜505mm)
ヘッドレスト 高さ調整可、メモリーフォーム
ガスシリンダー 120mm、クラス4
キャスター 65mmハブレス、ソフトPUホイール、スチール製ボールベアリング
ホイールベース アルミニウム、直径700mm
推奨身長・体重 1.65〜2.0m、60〜135kg
耐荷重 135kg
本体重量 Fabric 26.5kg/Mesh 26.9kg/Hybrid 26.4kg
規格 EN 1335-1 Type C、BIFMA X5.1

※数値はFractal Design公式サイトの記載です。調整幅はFabricモデルの値で、Meshモデルは一部が異なります。

🧍 注目ポイント① 腰をしなやかに支えるデュアルパッド式ランバーサポート

本機のランバーサポート(腰を支える部分)は、背もたれに内蔵されたデュアルパッド式です。背骨の左右を2枚のパッドで支える構造で、パッドが腰の動きに合わせてしなやかに動くと説明されています。

高さと奥行きを調整でき、奥行きの調整幅は20mmです。ランバーサポートの幅は305mmで、初代Refineの260mmより広くなっています(どちらも公式仕様の値)。背もたれに内蔵されているので、別売の腰用クッションを用意する必要はありません。

Fractal Design Refine 2の背もたれに内蔵されたデュアルパッド式ランバーサポート

🔄 注目ポイント② 座面と背もたれが連動するシンクロチルト

リクライニングには、Donati Dynamicメカニズムによるシンクロチルト機構を採用しています。シンクロチルトは、背もたれを倒すと座面も一定の比率で連動して傾く仕組みです。本機の比率は2:1で、背もたれが2度倒れると座面が1度傾きます。

多くのレーシングシート型ゲーミングチェアは、背もたれだけが倒れる構造です。シンクロチルトは、倒したときに背中と座面のあいだに隙間ができにくく、姿勢を保ったままリクライニングできます。倒す強さ(テンション)を調整でき、11段階で角度を固定できるほか、固定せずに体重移動で前後に揺れるフリーチルトにも対応しています。

Fractal Design Refine 2をリクライニングさせた状態の側面

💪 注目ポイント③ ロック機能付き4Dアームレストと広い調整範囲

アームレストは、高さ・左右・前後・回転の4方向に動く4Dタイプです。Refine 2では、アームパッドの前後位置を固定するロック機能が追加されました。公式FAQでは、操作時の静音性と安定感を高めた改良と説明されています。

調整範囲も初代から変わっています。回転は初代の15°から±20°に広がり、アームレストの高さは140〜250mm(初代は160〜270mm)と、全体が20mm低い位置に移りました。ヘッドレストの高さ調整範囲も広がり、FabricとHybridでは座面の奥行き調整幅が425〜500mm(初代Fabricは425〜480mm)に拡大しています。

🧵 注目ポイント④ Fabric・Mesh・Hybridの3素材から選べる

Fractal Design Refine 2は3種類の素材から選べます。価格は同じですが、座面高や重量など一部の仕様が異なります。

項目 Fabric Mesh Hybrid
背もたれ 布張り+コールドキュアフォーム ナイロン強化メッシュ+コールドキュアフォーム ナイロン強化メッシュ+コールドキュアフォーム
座面 布張り+コールドキュアフォーム ナイロン強化メッシュ+コールドキュアフォーム 布張り+コールドキュアフォーム
座面高 490〜610mm 485〜605mm 490〜610mm
座面奥行き調整 425〜500mm 450〜505mm 425〜500mm
座面からの背もたれ高さ 840mm 860mm 840mm
本体重量 26.5kg 26.9kg 26.4kg

※数値はFractal Design公式サイトの各モデルの仕様です。

公式サイトでは、Fabricは柔らかな布張り、Meshは通気性、Hybridは布張りの座面のサポート性とメッシュの背もたれの通気性を組み合わせたモデルと説明されています。蒸れが気になる人はMeshかHybrid、包まれるような座り心地を求める人はFabricが候補です。座面の奥行きを短めにしたい人は、調整幅の下限が425mmのFabricとHybridが合わせやすい仕様です。

🔍 購入前に確認したい注意点

推奨身長は1.65〜2.0m

公式の推奨身長は1.65〜2.0m、推奨体重は60〜135kgです。身長165cm未満の人は推奨範囲外になります。座面高の下限はFabricとHybridで490mm、Meshで485mmです。初代RefineのFabricモデルの下限475mmより15mm高くなっています(Gamingbeyaの計算値)。

背もたれの最大チルト角度は125°

仕様表では、背もたれの最大チルト角度は125°です。レーシングシート型のチェアのように、フルフラットに近い角度まで倒す使い方には向きません。パッケージ内容にフットレストも含まれていません。米Tom’s Hardwareのレビューでは、リクライニングの制限が初代より緩くなった一方で、まだ制限が強いと指摘されています。

本体重量は約26.5kg、梱包時は約35kg

本体重量は26.4〜26.9kg、梱包時の総重量は約35kgです。梱包サイズは1,070×680×410mm(Fabric)と大きいため、搬入経路や組み立てる場所を確認しておきましょう。

初代Refineより約2.3万円高い

2026年10月7日時点で、初代RefineのFabric LightはAmazonで89,909円でした。本機との差は23,291円です(Gamingbeyaの計算値)。初代は在庫限りになる可能性があり、価格も変動します。

🆚 初代Refineと比較|Refine 2で何が変わった?

同じFabricモデル同士で、初代Refineと比べます。数値はFractal Design公式サイトの仕様です。

項目 本機(Fabric) 初代Refine(Fabric)
国内発売日 2026年9月3日 2024年11月1日
素材 Fabric/Mesh/Hybrid Fabric/Mesh(Alcantaraもあり)
ランバーサポート デュアルパッド式、幅305mm 幅260mm
アームレスト 4D、奥行きロック付き 4D
アームレスト回転 ±20° 15°
アームレスト高さ 140〜250mm 160〜270mm
座面高 490〜610mm 475〜595mm
座面奥行き調整 425〜500mm 425〜480mm
背もたれの最大チルト角度 125° 125°
推奨体重・耐荷重 60〜135kg、135kg 60〜125kg、125kg
キャスター 65mmハブレス、スチール製ボールベアリング 65mmハブレス
本体重量 26.5kg 25.7kg
価格 113,200円 89,909円(Amazon、Fabric Light)

※価格は2026年10月7日時点です。初代の国内発売時の価格は98,900円(Fabric/Mesh)でした。

結局どれを選ぶか

用途別のおすすめ

  • 腰回りのサポートとアームレストの固定感を重視したい → 本機
  • 蒸れにくさと座面のクッション性を両立したい → 本機のHybrid
  • 身長が低めで、座面をできるだけ低くしたい → 初代RefineのFabric(座面高475mmから)
  • できるだけ価格を抑えてシンクロチルトのチェアを選びたい → 在庫があれば初代Refine

価格差に見合うか

初代との価格差は約2.3万円です。この差で、デュアルパッド式のランバーサポート、アームレストの奥行きロック、耐荷重135kg、Hybrid素材の選択肢が加わります。腰のサポートを重視する人や体格の大きい人には選ぶ理由があります。一方、リクライニング角度やシンクロチルトの基本構造は初代と同じなので、初代を使っている人が買い替える必要性は高くありません。

📝 メリット・デメリットのまとめ

メリット
  • ✅座面と背もたれが連動するシンクロチルト
  • ✅デュアルパッド式のランバーサポート
  • ✅奥行きロック付きの4Dアームレスト
  • ✅布張り・メッシュ・ハイブリッドの3素材から選べる
  • ✅機械部品5年間の保証
デメリット・注意点
  • ⚠️推奨身長が1.65m以上
  • ⚠️背もたれの最大チルト角度は125°で、フットレストもない
  • ⚠️本体重量は約26.5kg
  • ⚠️初代より約2.3万円高い

👤 Fractal Design Refine 2をおすすめできる人・見送った方がいい人

おすすめできる人
  • ✅長時間座ってゲームや作業をする
  • ✅オフィスチェアに近い座り心地が好み
  • ✅腰回りのサポートを重視する
  • ✅部屋になじむデザインのチェアが欲しい
見送った方がいい人
  • ⚠️身長165cm未満
  • ⚠️深く倒して休憩したい、フットレストが欲しい
  • ⚠️予算を抑えたい(→ 初代Refine)
  • ⚠️初代Refineをすでに使っている

❓ よくある質問

Q. Fractal Design Refine 2の発売日は?

国内では2026年9月3日に発売されました。

Q. 初代Refineとの一番の違いは?

ランバーサポートがデュアルパッド式になったこと、アームレストに奥行きロックが付いたこと、耐荷重が125kgから135kgに上がったことです。素材に新しくHybridが加わりました。

Q. 推奨身長と体重は?

公式サイトでは、身長1.65〜2.0m、体重60〜135kgの人におすすめとされています。

Q. 保証期間は?

チェアの機械部品は5年間、張り地、ランバーサポートパッド、アームレストキャップ、ヘッドレストなどのソフトパーツは3年間です。

✅ まとめ:Fractal Design Refine 2は「調整機能と座り心地を重視する人」向け

本機は、シンクロチルト、デュアルパッド式ランバーサポート、ロック付き4Dアームレストを備えたゲーミングチェアです。レーシングシート型ではなく、オフィスチェアに近い構造で、素材は3種類から選べます。

一方で、推奨身長は1.65m以上で、背もたれは125°までしか倒れません。長時間座る前提で、調整機能と座り心地を重視する人に向いたモデルです。

🛒 Fractal Design Refine 2

シンクロチルト、デュアルパッド式ランバーサポート、奥行きロック付き4Dアームレストを備えたFractal Designのゲーミングチェア。Fabric・Mesh・Hybridの3素材×2色から選べます。

※Amazonのリンク先はFabric Darkです。2026年10月7日時点で、Amazon.co.jp(販売・出荷:Amazon.co.jp)の価格は113,200円で、在庫ありでした。ほかの素材・カラーは商品ページで選べます。楽天市場・Yahoo!ショッピングは検索結果へのリンクで、Fractal Design 楽天市場店(114,239円)やshopooo by GMO(113,200円)などで販売されています。最新の価格・在庫は販売ページで確認してください。

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