Razer「Kiyo V2 Pro」徹底解説|4K/60fps対応のWebカメラは無印Kiyo V2・Facecam 4Kと何が違う?

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Razer Kiyo V2 Pro アイキャッチ画像

ℹ️ この記事の前提

本記事は、Razerの公式サイト・公式プレスリリース(PR TIMES、2026年9月25日)・公式FAQなど公開されている情報をもとにした仕様ベースの解説記事です(実機は未検証)。価格・在庫は2026年10月2日時点の情報です。

Razerから、4K/60fpsで撮影できるWebカメラ「Kiyo V2 Pro」が登場しました。2026年9月25日に国内向けに発表され、Razer公式ストアの価格は税込51,980円です。

本機は、Razerの現行Webカメラ「Kiyo V2」シリーズの最上位モデルです。無印のKiyo V2は4Kでは30fpsまででしたが、V2 Proは4Kでも60fpsに対応し、センサーも新しいSony STARVIS 2になりました。AIで被写体を画面の中央に収めるオートフレーミングも備えています。

一方で、無印のKiyo V2にあった内蔵マイクがなくなり、HDRは30fpsまでの対応です。この記事では、4K60で何が変わるのか、無印Kiyo V2やElgato Facecam 4Kとの価格差に見合うのかを、公式仕様から整理します。

結論:Kiyo V2 Proはこんな人向け

  • 向く人:Windows PCで、4K/60fpsの録画や配信をしたい人。動きの多い手元や顔のアップを滑らかに撮りたい人。マイクはすでに別に持っている人
  • 向かない人:Macで使いたい人。Webカメラ1台で音声まで済ませたい人。1080pの配信や会議が中心で、4K60を使わない人
  • 最大の強み:4K60、STARVIS 2センサー、オートフォーカス、AIオートフレーミングを1台にまとめていること
  • 最大の注意点:内蔵マイクがなく、HDRは30fpsまで。Amazon.co.jpでは2026年10月2日時点で予約受付中(発売予定日は10月25日)
目次

📦 Kiyo V2 Proの概要と日本での販売状況

本機は、配信やコンテンツ制作向けのUSB Webカメラです。公式のKiyoシリーズのページでは、「V2 Pro」「V2」「V2 X」の3機種が現行のKiyo V2シリーズとして並んでいます。

項目 内容
型番 RZ19-05360100-R3M1
価格 税込51,980円(Razer公式ストア)
国内発表 2026年9月25日
販売先 Razer公式ストア、Amazon.co.jp(Amazon.co.jp限定モデルとして販売)
保証 最長1年間(公式ページ)
付属ソフト Camo Studioのプロライセンス(無期限、無料)

⚠️ 販売状況(2026年10月2日時点)

  • Razer公式ストア:51,980円で「カートに追加」ができ、「翌営業日発送」の表示あり
  • Amazon.co.jp:販売・出荷がAmazon.co.jpで51,979円。予約受付中で、発売予定日は2026年10月25日
  • 楽天市場・Yahoo!ショッピング:本機の出品は見つかりませんでした

発売日や在庫は変わることがあります。購入前に販売ページで確認してください。

📋 Kiyo V2 Proの主なスペック

項目 内容
対応解像度 4K:60/30fps、1440p:60/30fps、1080p:60/30/24fps、720p:60/30fps
動画形式 MJPEG・H.264:最大4K 60fps、NV12:最大4K 30fps
イメージセンサー 8.3MP Sony STARVIS 2
視野角 86°(広角、設定で変更可能)
フォーカス オート/マニュアル
焦点距離 4.8mm(フルサイズ換算24mm)
HDR 対応(30fps)
マイク なし
接続 USB Type-C to USB Type-C(USB 3.0対応)、ケーブル長2m
マウント 固定L型マウント(三脚用1/4インチネジ穴付き)
プライバシーシャッター 内蔵(レンズ部をひねって閉じる)
必要な環境 Windows 10以降、PC直結のUSB Type-Cポート、インターネット接続
対応ソフト OBS、XSplit(公式の互換性情報)
サイズ カメラ本体:35×41×132mm、マウント込み:84.3×81×132mm
重量 380g
付属品 2m USB Type-Cケーブル、重要な製品情報ガイド

※センサーサイズは公式の技術仕様に記載がありません。Amazon.co.jpの商品情報では1/1.8インチとされています。

🔄 無印Kiyo V2・Kiyo Pro Ultraとの違い

RazerのWebカメラで比較対象になりやすいのは、同じV2シリーズの無印Kiyo V2と、大型センサーを積んだ前世代の上位モデルKiyo Pro Ultraです。

項目 Kiyo V2 Pro Kiyo V2 Kiyo Pro Ultra
4Kのフレームレート 60fps 30fps 30fps(非圧縮出力は24fps)
1080pのフレームレート 60fps 60fps 60fps
センサー 8.3MP STARVIS 2 8.3MP STARVIS 1/1.2インチ STARVIS 2
レンズ 焦点距離4.8mm 焦点距離3.0mm F1.7
視野角 86° 93° 公式ページで確認できず
HDR 30fps 30fps 30fps
内蔵マイク なし ステレオマイク 公式ページで確認できず
重量 380g 255g 公式ページで確認できず
価格(10月2日時点) 51,980円(公式) 27,480円(公式) 公式ストアに価格の表示なし

※V2 Pro・無印V2はRazer公式の技術仕様、Kiyo Pro UltraはRazer公式の製品ページの記載です。

無印Kiyo V2から変わった点

  • 4Kで60fps:無印は4K 30fpsまででした。動画形式もH.264が加わり、4K 60fpsで出力できます
  • センサー:同じ8.3MPですが、STARVISからSTARVIS 2になりました
  • レンズ:焦点距離が3.0mmから4.8mmになり、視野角は93°から86°に狭くなりました。広く映したい人にとっては不利な変更です
  • マイク:無印にあったステレオマイクがなくなりました
  • 重さ:255gから380gに重くなりました

価格差に見合うか

無印Kiyo V2との差額は、公式ストアの価格で24,500円です(Gamingbeyaの計算値)。差額で得られるのは、主に「4K60」と「STARVIS 2センサー」です。4Kで撮らない人や、30fpsで十分な人にとっては、差額を払う理由は小さくなります。

🎥 注目ポイント① 4K/60fpsとSTARVIS 2センサー

V2 Proの一番の特長は、4K解像度のまま60fpsで撮れることです。

  • 30fpsと60fpsの差:1秒あたりのコマ数が2倍になり、1コマの時間は約33.3msから約16.7msになります(Gamingbeyaの計算値)。手元の動きや身ぶりが大きい場面で、動きを滑らかに記録しやすくなります
  • 4Kの使いどころ:配信では、配信サービスや回線の条件によって4Kのまま送れないこともあります。4K60の恩恵が大きいのは、録画した映像を編集で切り抜く、ズームするといった使い方です

センサーには、ソニーの裏面照射型CMOSセンサー「STARVIS 2」の8.3MP品を採用しています。Razerは、低照度環境でもワンクリックの画像補正とノイズリダクションで見やすい映像にできると説明しています。暗い部屋での実際の画質は、実機未検証のため判断していません。

🤖 注目ポイント② AIオートフレーミングとワンクリック画像補正

公式FAQによると、V2 ProはAIを使ったオートフレーミングに対応しています。顔を追いかけてパン・チルト・ズームを自動で調整し、動いても被写体が画面の中央に収まるようにする機能です。パン・チルト・ズームをどのような仕組みで行っているかは、公式に詳しく説明されていません。

「ワンクリック画像補正」は、露出、ホワイトバランス、ノイズリダクションをまとめて自動調整する機能です。照明を細かく作り込む時間がない人には便利な機能です。

Razer Kiyo V2 Proの撮影イメージとしてメーカーが公開した、ヘッドセットを着けた配信者の画像
撮影イメージ。画像出典:Razer(PR TIMES プレスリリース素材)

🎛️ 注目ポイント③ 細かい画像設定とCamo Studio

Razerの公式FAQによると、Razer SynapseからISO、シャッタースピード、ホワイトバランス、露出、ゲインなどを手動で調整できます。フォーカスもオートとマニュアルを切り替えられます。

さらに、すべてのV2 Proには、Webカメラ用ソフト「Camo Studio」のプロライセンスが無期限で付属します(公式ページ)。Camo Studioの追加のAI機能を使うには、このソフトを別途インストールする必要があります。

🔌 注目ポイント④ マウント・プライバシーシャッター・接続

マウントは固定のL型で、三脚に取り付けるための1/4インチネジ穴があります。公式の説明では、モニターの上にも三脚にも取り付けられる「ユニバーサルピボットマウント」です。

プライバシーシャッターは本体に内蔵されていて、レンズ部をひねるだけで閉じられます。

接続はUSB Type-C to USB Type-Cで、2mのケーブルが付属します。公式の動作環境では「PC直結のUSB Type-Cポート」が必要とされています。USBハブ経由や、Type-Aポートしかない環境で使えるかは公式に書かれていません。

🎙️ マイクは内蔵されていない — 音声は別に用意する

V2 Proの技術仕様では、内蔵マイク、極性パターン、ノイズキャンセリング、オーディオコーデックのすべてが「該当なし」です。公式のKiyoシリーズの比較表でも、無印Kiyo V2は「16bit 48kHz」、V2 Proは「該当なし」と書かれています。

モニター上にKiyo V2 Proを取り付けた配信デスクの例。別置きのマイクとリングライトが写っている
画像出典:Razer(PR TIMES プレスリリース素材)

⚠️ マイクは別に必要

本機だけでは音声を拾えません。配信やビデオ通話で使う場合は、USBマイクやヘッドセットのマイクなどを別に用意してください。これからマイクもそろえるなら、本体とマイクを合わせた予算で考えておくと安心です。

🔍 買う前に知っておきたい注意点

公式の動作環境はWindows 10以降

公式の「必要なもの」には「Windows 10以降」と書かれていて、macOSは挙げられていません。Macで使えるかは公式に確認できませんでした。Macで4K60のWebカメラを使いたい場合は、公式にmacOSへの対応をうたうElgato Facecam 4Kのほうが選びやすくなります。

HDRは30fpsまで

HDRに対応するのは30fpsのときだけです(公式仕様)。逆光の窓際などでHDRを使いたい場合は、60fpsは使えません。

Amazon.co.jpでは予約段階

2026年10月2日時点で、Amazon.co.jpでは予約受付中で、発売予定日は10月25日でした。すぐに手に入れたい場合は、Razer公式ストアの在庫もあわせて確認してください。

本体はWebカメラとしては重め

重量は380gです(公式仕様、マウント込みかどうかの記載なし)。無印Kiyo V2の255gより125g重く、Elgato Facecam 4Kの公称112g(マウント・ケーブルを除く)とも差があります。薄型のノートPCの画面上に載せる場合は、安定するか確認したほうがよいでしょう。

🆚 競合のWebカメラと比較

4K/60fpsに対応するWebカメラの代表として、Elgato Facecam 4Kと比べます。数値はメーカー公称値(センサーサイズの一部はAmazonの商品情報)、価格は2026年10月2日時点です。

項目 Razer Kiyo V2 Pro Elgato Facecam 4K Razer Kiyo V2
4Kの最大fps 60fps 60fps(MJPGのみ) 30fps
センサー STARVIS 2(1/1.8インチ※) STARVIS 2(1/1.8インチ) STARVIS(8.3MP)
フォーカス オート/マニュアル 固定(4Kでは30〜120cm) オート/マニュアル
視野角 86° 90° 93°
HDR 30fps 30fps 30fps
AIオートフレーミング あり 記載なし あり
内蔵マイク なし なし ステレオマイク
対応OS Windows 10以降 Windows 11以降、macOS 13以降、iPadOS 17以降 Windows 10以降
価格 51,980円(公式) 29,868円(Amazon) 27,480円(公式)

※V2 Proのセンサーサイズは、Amazon.co.jpの商品情報の値です。

結局どれを選ぶか(用途別)

用途別のおすすめ

  • Windowsで4K60を使い、オートフォーカスとAIオートフレーミングもほしい → Kiyo V2 Pro
  • 4K60がほしいが、予算を抑えたい/Macでも使いたい → Elgato Facecam 4K。ただしフォーカスは固定なので、カメラとの距離は決まった範囲に収める必要がある
  • 4Kは30fpsで十分で、マイクも1台で済ませたい → 無印Kiyo V2

Facecam 4Kとの価格差をどう考えるか

V2 ProとFacecam 4Kの差額は22,112円です(2026年10月2日時点、Gamingbeyaの計算値)。どちらもマイクはなく、4K60とHDR 30fpsという点は同じです。差額で得られるのは、主に「オートフォーカス」と「AIオートフレーミング」です。カメラの前で動き回る、物を見せるために距離が変わるといった使い方なら、オートフォーカスの価値は大きくなります。決まった位置に座って顔を映すだけなら、Facecam 4Kのほうが割安です。

📝 メリット・デメリットのまとめ

メリット
  • ✅4Kのまま60fpsで撮影できる
  • ✅センサーがSTARVIS 2になった
  • ✅オートフォーカスとマニュアルフォーカスを切り替えられる
  • ✅AIオートフレーミングとワンクリック画像補正がある
  • ✅Razer SynapseでISOやシャッタースピードなどを手動で調整できる
  • ✅Camo Studioのプロライセンスが無期限で付属する
  • ✅プライバシーシャッターを内蔵している
デメリット・注意点
  • ⚠️内蔵マイクがない(無印Kiyo V2にはある)
  • ⚠️HDRは30fpsまで
  • ⚠️公式の動作環境はWindowsのみで、Macへの対応は確認できない
  • ⚠️無印Kiyo V2より視野角が狭い(93°→86°)
  • ⚠️380gと重め
  • ⚠️無印Kiyo V2の約1.9倍、Facecam 4Kの約1.7倍の価格(Gamingbeyaの計算値)
  • ⚠️Amazon.co.jpでは予約段階

👤 Kiyo V2 Proをおすすめできる人・見送った方がいい人

おすすめできる人
  • ✅Windows PCで、4K/60fpsの録画や配信をしたい
  • ✅録画した映像を編集で切り抜いたり、ズームしたりしたい
  • ✅カメラの前で動くことが多く、オートフォーカスやオートフレーミングがほしい
  • ✅マイクはすでに別のものを使っている
見送った方がいい人
  • ⚠️Macで使いたい(→ Elgato Facecam 4K)
  • ⚠️Webカメラ1台で音声まで済ませたい(→ 無印Kiyo V2)
  • ⚠️4Kは30fpsで十分(→ 無印Kiyo V2)
  • ⚠️決まった位置で顔を映すだけで、予算を抑えたい(→ Elgato Facecam 4K)
  • ⚠️1080pの配信やビデオ会議が中心

❓ よくある質問

Q. Kiyo V2 Proにマイクは付いていますか?

付いていません。公式の技術仕様では、内蔵マイクは「該当なし」です。音声には、USBマイクやヘッドセットのマイクなどを別に用意してください。

Q. Macで使えますか?

公式の動作環境は「Windows 10以降」で、macOSは挙げられていません。2026年10月2日時点で、Macでの動作は公式に確認できませんでした。

Q. 無印のKiyo V2との一番の違いは何ですか?

4Kで60fpsに対応したことと、センサーがSTARVIS 2になったことです。一方で、V2 Proには内蔵マイクがなく、視野角は93°から86°に狭くなっています。

Q. 4K/60fpsでHDRは使えますか?

使えません。公式仕様では、HDRの対応は30fpsまでです。

Q. Amazon.co.jpではいつ届きますか?

2026年10月2日時点で、Amazon.co.jpでは予約受付中で、発売予定日は10月25日でした。Razer公式ストアでは「翌営業日発送」と表示されていました。

✅ まとめ:Kiyo V2 Proは「Windowsで4K60を撮りたい人」のためのWebカメラ

本機は、Kiyo V2シリーズに4K60とSTARVIS 2センサーを加えた最上位モデルです。オートフォーカスとAIオートフレーミングも備えているため、Windows PCで4K60の録画や配信をしたい人、カメラの前で動くことが多い人には選ぶ理由があります。

反対に、マイクを1台で済ませたい人や、4Kは30fpsで十分な人には無印Kiyo V2、Macで使いたい人や予算を抑えたい人にはElgato Facecam 4Kのほうが合います。4K60とオートフォーカスにどれだけの価値があるかを基準に選ぶのがおすすめです。

🛒 Razer Kiyo V2 Pro

4K/60fps、Sony STARVIS 2センサー、オートフォーカス、AIオートフレーミングを備えたRazerのWebカメラ。マイクは内蔵していません。

※2026年10月2日時点で、Amazon.co.jp(販売・出荷:Amazon)では51,979円で予約受付中、発売予定日は10月25日でした。楽天市場・Yahoo!ショッピングでは本記事の執筆時点で取り扱いが見つからなかったため、Amazonのリンクのみ掲載しています。Razer公式ストアでも51,980円で販売されています。最新の価格・在庫は販売ページで確認してください。

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