BenQ ZOWIE「XQ2566X」徹底解説|ZOWIE初のWQHD・360Hz、DyAc 3搭載のバトロワ向けゲーミングモニター

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BenQ ZOWIE XQ2566Xのアイキャッチ画像

ℹ️ この記事の前提

本記事は、BenQ ZOWIEの公式サイト・公式プレスリリース(PR TIMES、2026年8月12日)など公開されている情報をもとにした仕様ベースの解説記事です。価格・在庫は2026年10月4日時点の情報です。

BenQのeスポーツブランドZOWIEから、ブランド初のWQHD(2560×1440)解像度に対応したゲーミングモニター「XQ2566X」が2026年8月19日に発売されました。24.1型のFast TNパネルで、リフレッシュレートは最大360Hzです。

ZOWIEは本機を、ApexやPUBGなどのバトルロイヤル系FPS向けモデルと位置づけています。最新の残像軽減技術「DyAc 3」に加え、リング際で敵を見分けやすくするカラーフィルターや、スマートフォンから設定を同期できる「ZOWIE Sync」を備えています。

この記事では、本機の特徴を公式仕様から整理し、同じZOWIEのフルHDモデル「XL2566X+」「XL2586X+」や、WQHD・540Hzの有機ELモニター「INZONE M10S II」との違い、買う前に確認したい点をまとめます。

結論:本機はこんな人向け

  • 向く人:Apex LegendsやPUBG、フォートナイトなどのバトルロイヤル系FPSを、24型クラスの見渡しやすいサイズとWQHDの精細さで遊びたい人。ZOWIEのDyAcに慣れている人
  • 向かない人:VALORANTやCS2など、解像度より最高のフレームレートを重視する人。画質や色の美しさ、HDRを重視する人。価格を抑えたい人
  • 最大の強み:24.1型・WQHDで360Hz。DyAc 3とバトロワ向けカラーフィルターを搭載
  • 最大の注意点:WQHDで360fps前後を出せるPCが必要。価格は16万円台と、同じZOWIEのフルHD・400Hzモデルより約4.8万円高い
目次

📦 XQ2566Xの概要と日本での販売状況

本機は、ZOWIEの新しい「XQシリーズ」の24.1型モデルです。これまでのZOWIEのゲーミングモニター「XLシリーズ」はフルHDが中心でしたが、本機はWQHDに対応しています。Apex Legendsのプロチーム「RED Rams」「BLACK Sheeps」の使用モデルにも選ばれています。

項目 内容
型番 XQ2566X(JANコード:4544438017170)
カラー ダークグレー
発売日 2026年8月19日
価格 オープン価格
保証 本体3年(パネル・バックライトは1年)

⚠️ 販売状況(2026年10月4日時点)

  • Amazon.co.jp:販売・出荷がAmazon.co.jpで166,473円、在庫あり(残り1点、入荷予定ありと表示)
  • 楽天市場:BenQ公式店で166,311円
  • Yahoo!ショッピング:173,474円からの出品あり

価格や在庫は日々変わります。購入前に販売ページで確認してください。

📋 XQ2566Xの主なスペック

項目 内容
画面サイズ 24.1型(16:9)
解像度 2560×1440(WQHD)
パネル TN(Fast TN、LEDバックライト)
最大リフレッシュレート 360Hz(HDMI 2.1・DisplayPort 1.4)
家庭用ゲーム機 2560×1440・120Hz(PS5/Xbox Series X/S、HDMI 2.1)
輝度 350cd/㎡(標準)
コントラスト比 1000:1
視野角 左右170°/上下160°
画素ピッチ/画素密度 0.209mm/122ppi
残像軽減 DyAc 3
主な機能 カラーフィルター、Black eQualizer、Color Vibrance+、VRR、ZOWIE Sync
入力端子 HDMI 2.1×3、DisplayPort 1.4×1
その他の端子 ヘッドホン出力
スピーカー なし
スタンド 高さ調整155mm、チルト下5°〜上35°、スイベル左右45°
VESAマウント 100×100mm
消費電力 80W未満(電源内蔵)
サイズ・重量 576.15×527〜372×191.6mm、約6.9kg
付属品 DisplayPort 1.4ケーブル、HDMI 2.1ケーブル、電源ケーブル、アイシールド、S.Switch

※応答速度は公式仕様に記載がありません。

🖥️ 注目ポイント① ZOWIE初のWQHDで360Hz

本機の最大の特徴は、ZOWIEのモニターとして初めてWQHD解像度に対応したことです。WQHDの画素数はフルHDの約1.78倍で、24.1型での画素密度は約122ppiです。同じ24.1型のフルHDは約91ppiなので、同じ大きさの画面により細かく表示できます(いずれもGamingbeyaの計算値)。

ZOWIEは、5対5の対戦FPSでは高いリフレッシュレートが重視される一方、広いマップで遠くの敵を探すバトルロイヤル系では、滑らかさを保ちながら解像度を上げる効果が大きいと説明しています。

ZOWIEのXLシリーズ(フルHD)とXQシリーズ(WQHD)で、バトルロイヤルゲームの見え方を比べたBenQのイメージ画像
メーカーによるイメージ。画像出典:ベンキュージャパン(PR TIMES プレスリリース素材)

リフレッシュレートは最大360Hzで、1回の書き換え間隔は約2.78msです(Gamingbeyaの計算値:1000÷360)。画面サイズは、BenQが「画面全体を把握しやすい」と説明する24.1型です。

⚠️ WQHD・360Hzを生かすにはPCの性能が必要

360Hzの効果を最大限に得るには、ゲーム側でも360fps前後が必要です。WQHDはフルHDより描画する画素が多いため、同じゲーム・同じ設定でもフレームレートは下がりやすくなります。いまのPCでWQHDにしたときに何fps出るかを確認してから選ぶと安心です。

🎯 注目ポイント② 残像軽減技術DyAc 3

DyAc(Dynamic Accuracy)は、ZOWIE独自のモーションブラー軽減技術です。本機は最新の「DyAc 3」を搭載し、激しい視点移動やアクションシーンでも、背景のぼやけや残像を抑えるとされています。

DyAc 3のオフとオンで動きのブレを比べたBenQのイメージ画像
メーカーによるイメージ。画像出典:ベンキュージャパン(PR TIMES プレスリリース素材)

ZOWIEは、DyAcを搭載したFast TNパネルは、他のパネルタイプと比べてクリアで鮮明な映像を実現すると説明しています。ただし、実際の見え方は公式の説明として紹介するもので、Gamingbeyaでは比較を検証していません。

⚠️ DyAc 3の注意点

  • フリッカーフリーは「DyAc 3 オフ時」と記載されている
  • VRR(可変リフレッシュレート)に対応するが、DyAc 3と同時に使えるかは公式仕様に明記されていない(XLシリーズの仕様では、VRRは「DyAcオフ時」と記載)

🎨 注目ポイント③ バトロワ向けカラーフィルターとプリセット

本機は、バトルロイヤル系ゲーム向けに新しく設計されたカラーフィルターを搭載しています。公式の説明では、プレイエリアの色による視認性への影響を抑え、自然な色合いを保ちながら敵を見つけやすくします。特に、リングの色が重なって敵が見えにくくなる「リング際」での判別をしやすくする機能とされています。

カラーフィルターのオフとオンでリング際の見え方を比べたBenQのイメージ画像
メーカーによるイメージ。画像出典:ベンキュージャパン(PR TIMES プレスリリース素材)

さらに、PUBG、Apex Legends、フォートナイト、Delta Forceの4タイトルに合わせたプリセットを標準で備えています。暗い場所を明るく見せる「Black eQualizer」や、色の鮮やかさを調整する「Color Vibrance+」も搭載しています。

📱 注目ポイント④ ZOWIE Syncと競技向けの装備

「ZOWIE Sync」は、スマートフォンの専用アプリからモニターの設定を操作・保存できる機能です。保存した設定は、別のモニターとペアリングするだけで数ステップで適用できるとされています。公開されているプロ選手の設定を試すこともでき、ZOWIEは「RED Rams」「BLACK Sheeps」の選手設定を公開する特設ページも用意しています。

スマートフォンアプリ「ZOWIE Sync」の画面イメージ。NFCでモニターとペアリングし、設定を読み込む
メーカーによるイメージ。画像出典:ベンキュージャパン(PR TIMES プレスリリース素材)

そのほか、競技向けに次の装備があります(公式説明)。

  • Gセンサー:モニターの角度の基準を示し、いつもの角度に合わせやすくする
  • マグネット式アイシールド:画面の左右に付ける遮光板。マグネット式で着脱しやすくなった
  • S.Switch:手元で設定を切り替えられる小型のコントローラー(付属)
  • 工業用ベアリングを使った高さ調整:好みの高さへ軽く滑らかに調整できる

🔍 購入前に確認したい注意点

TNパネルで、HDRの記載はない

パネルはTNで、コントラスト比は1000:1、輝度は350cd/㎡、視野角は左右170°/上下160°です。公式仕様にHDRの記載はありません。ZOWIEは本機を競技向けとして設計しており、映画やRPGなどを黒の締まりや色の美しさで楽しみたい人は、有機ELモニターと比べてから選ぶのがおすすめです。

応答速度は公表されていない

公式仕様には応答速度の記載がありません。プレスリリースでは「極限の応答速度」と説明されていますが、具体的な数値は確認できませんでした。

家庭用ゲーム機では120Hzまで

PS5やXbox Series X/Sでは、WQHD・120Hzまでの対応です(HDMI 2.1)。家庭用ゲーム機では360Hzは使えません。

パネル・バックライトの保証は1年

保証は本体3年ですが、パネル・バックライトは1年です。購入前に保証条件を確認しておきましょう。

🆚 競合のゲーミングモニターと比較

同じZOWIEの24.1型フルHDモデルと、WQHDの有機ELモニターを比べます。数値はメーカー公称値(INZONE M10S IIは価格.comの製品ニュースに掲載された値)、価格は2026年10月4日時点のAmazon価格です。

項目 本機 BenQ ZOWIE XL2566X+ BenQ ZOWIE XL2586X+ Sony INZONE M10S II
サイズ 24.1型 24.1型 24.1型 27型
パネル TN TN TN 有機EL
解像度 WQHD フルHD フルHD WQHD
最大リフレッシュレート 360Hz 400Hz 600Hz 540Hz
残像軽減 DyAc 3 DyAc 2 DyAc 2 —
輝度(標準) 350cd/㎡ 320cd/㎡ 320cd/㎡ —
応答速度 — — — 0.02ms(GtG)
価格 166,473円 117,979円 186,869円 159,000円

※「—」は比較に使える公称値を確認できなかった項目です。

結局どれを選ぶか(用途別)

用途別のおすすめ

  • バトロワ系FPSを、24型クラスとWQHDの精細さで遊びたい → 本機
  • VALORANTやCS2などで、フルHDでも高いリフレッシュレートを安く手に入れたい → BenQ ZOWIE XL2566X+
  • フルHDで、ZOWIEの最高リフレッシュレートが欲しい → BenQ ZOWIE XL2586X+
  • WQHDで、有機ELの画質と540Hzの両方が欲しい → Sony INZONE M10S II

価格差に見合うか

XL2566X+との価格差は48,494円です(Amazon価格の差、Gamingbeyaの計算値)。リフレッシュレートは本機の360Hzに対してXL2566X+は400Hzと高く、本機を選ぶ理由はWQHDの精細さ、DyAc 3、カラーフィルター、ZOWIE Syncなどです。バトロワ系FPSで遠くの敵を見たい人なら、価格差を検討する余地があります。

INZONE M10S IIは、本機より7,473円安い価格で、WQHD・540Hzの有機ELパネルを備えています(Amazon価格の差、Gamingbeyaの計算値)。画面は27型と大きくなります。24型クラスのサイズとZOWIEのDyAcにこだわるかどうかが、選び分けのポイントです。

📝 メリット・デメリットのまとめ

メリット
  • ✅ZOWIE初のWQHDで、24.1型の画素密度は約122ppi
  • ✅最大360Hzに対応(HDMI 2.1・DisplayPort 1.4)
  • ✅最新の残像軽減技術DyAc 3を搭載
  • ✅バトロワ向けカラーフィルターと4タイトルのプリセット
  • ✅ZOWIE Syncで設定をスマートフォンに保存・同期できる
  • ✅アイシールドとS.Switchが付属
デメリット・注意点
  • ⚠️WQHDで360fps前後を出せるPCが必要
  • ⚠️16万円台と高価で、フルHD・400HzのXL2566X+より約4.8万円高い
  • ⚠️TNパネルでコントラスト比は1000:1。HDRの記載もない
  • ⚠️応答速度が公表されていない
  • ⚠️家庭用ゲーム機では120Hzまで
  • ⚠️パネル・バックライトの保証は1年

👤 XQ2566Xをおすすめできる人・見送った方がいい人

おすすめできる人
  • ✅Apex Legends、PUBG、フォートナイトなどのバトルロイヤル系FPSをよく遊ぶ
  • ✅24型クラスのサイズのまま、WQHDの精細さが欲しい
  • ✅ZOWIEのDyAcの見え方が好み
  • ✅WQHDで高いフレームレートを出せるPCを持っている
見送った方がいい人
  • ⚠️VALORANTやCS2で、とにかく高いリフレッシュレートが欲しい(→ XL2566X+やXL2586X+)
  • ⚠️画質や有機ELの美しさも重視したい(→ INZONE M10S II)
  • ⚠️主に家庭用ゲーム機で使う
  • ⚠️価格を抑えたい

❓ よくある質問

Q. 解像度とリフレッシュレートは?

解像度はWQHD(2560×1440)で、リフレッシュレートは最大360Hzです。HDMI 2.1とDisplayPort 1.4のどちらでも、WQHD・360Hzに対応しています。

Q. PS5でも360Hzで使えますか?

使えません。公式仕様では、PS5やXbox Series X/SではWQHD・120Hzまでの対応です(HDMI 2.1接続)。

Q. スピーカーは付いていますか?

スピーカーは内蔵していません。ヘッドホン出力端子はあります。

Q. 保証期間は?

本体3年保証です。ただし、パネル・バックライトは1年です。

✅ まとめ:XQ2566Xは「バトロワ系FPSをWQHDで戦いたい人」のためのモニター

XQ2566Xは、ZOWIE初のWQHDに対応した24.1型・360Hzのゲーミングモニターです。DyAc 3による残像軽減、リング際で敵を見分けやすくするカラーフィルター、ZOWIE Syncなど、バトルロイヤル系FPSに向けた機能をまとめて搭載しています。

一方で、WQHDで360fps前後を出せるPCが必要で、価格も16万円台と高めです。VALORANTやCS2で最高のリフレッシュレートを求める人や、画質を重視する人は、ZOWIEのフルHDモデルや有機ELモニターと比べてから選びましょう。

🛒 BenQ ZOWIE XQ2566X

ZOWIE初のWQHDに対応した24.1型・360Hzのゲーミングモニター。残像軽減技術DyAc 3とバトルロイヤル向けカラーフィルターを搭載しています。

※2026年10月4日時点で、Amazon.co.jp(販売・出荷:Amazon.co.jp)の価格は166,473円で、在庫ありでした。楽天市場ではBenQ公式店が166,311円、Yahoo!ショッピングでは173,474円からの出品を確認しています。最新の価格・在庫は販売ページで確認してください。

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