Logicool G「G515 RAPID TKL」レビュー|薄型22mm×磁気式アナログ×ラピッドトリガーで“止まって撃つ”が速くなる有線TKL
🎮 まず結論:ロープロファイル派が“ラピトリ環境”へ最短で行ける1台
薄型テンキーレスに、磁気式アナログスイッチ+ラピッドトリガー+SOCD(KEY PRIORITY)まで載せた、競技寄りのGシリーズです。
Logicool G(ロジクールG)G515 RAPID TKLは、ロジクールGのロープロファイルキーボードとして初めてラピッドトリガーを搭載した、有線のテンキーレスゲーミングキーボードです。
厚さ22mmの薄型ボディに、磁気式アナログスイッチ(キーストローク2.5mm/押下圧35±7g)を採用。Logicool G HUBでアクチュエーションポイントやラピッドトリガーを調整して、ゲームに合わせた入力へ詰められます。
📌 製品情報(公式スペック)
購入前に迷う「型番・配列・サイズ・価格」を、確定情報だけでまとめます。
✨ 特徴5点(“速い”の中身を具体化)
ラピッドトリガー搭載だけで終わらず、「勝ち筋」を作る機能が揃っています。
- ロープロファイルで初のラピッドトリガー搭載:キーの押し/離しに対する反応を速くし、停止や方向転換などの切り替えを詰めたい場面で効きます。
- 磁気式アナログスイッチ:Logicool G HUBでアクチュエーションポイントを調整し、キーごとに“押し始めの速さ”を作れます。
- KEY PRIORITY(SOCD)対応:左右/前後などの移動キー同時押し時の優先動作を選べるため、瞬時の方向転換に強い設計です。
- マルチポイントアクション:押し込みの深さに応じてアクションを割り当て、1キーで2つのコマンドを使い分けできます。
- 静かでスムーズを狙う多層フォーム+PBTキーキャップ:タイピング音を抑えやすい構造と、耐久性に配慮したPBT採用が明記されています。
🔥 特に優れている点:薄型でも“止まる・出る”の切り替えが速い
ロープロは「疲れにくい」だけでなく、入力の切り替えが武器になります。
ラピッドトリガーで入力の戻りを速く扱えるため、移動→停止→射撃の切り替えをシビアに作れます。
G HUBでアクチュエーションポイントとラピッドトリガーを調整でき、WASDは速く、誤爆したくないキーは重めに寄せる運用が可能です。
薄型設計により、パームレストなしでも手首が疲れにくいことが公式に説明されています。
🆚 他の薄型キーボードとの違い(左右比較で一発理解)
買うべきか迷うポイントは「スイッチ方式」と「調整の自由度」です。
- ⛔入力位置が固定:アクチュエーションポイントや戻りの挙動を細かく詰めにくい。
- ⛔ラピッドトリガー非対応が主流:押し/離しの切り替えを“武器化”しにくい。
- ⛔同時押しの優先動作設定がない:SOCD(優先方向)の調整を前提にしない設計が多い。
- ✅磁気式アナログ+調整可能:G HUBでアクチュエーションポイントとラピッドトリガーを調整できます。
- ✅KEY PRIORITY(SOCD)対応:移動キー同時押し時の優先動作を選べます。
- ✅マルチポイントアクション搭載:押し込み深さでアクションを割り当て、1キー2コマンド運用が可能です。
⚠️ 注意点(購入前に1つだけ)
“ラピトリ運用”には、環境条件を満たす必要があります。
高度な設定はLogicool G HUBが前提です。G HUBの導入にはインターネット接続が必要で、対応OSはWindows 10/11以降、macOS 12以降(USB-Aポート搭載PC)と明記されています。
💡 購入の決め手:この3つに当てはまるなら“買い”
迷うなら、用途ベースで決めるのが一番速いです。
- ⚡ラピッドトリガーで切り返しを速くしたい
停止や方向転換など、入力の切り替え速度を詰めたい人に向きます。 - 🎯WASD周りを“キーごとに最適化”したい
アクチュエーションポイントとラピッドトリガーの調整で、ゲームに合わせた入力を作れます。 - 🧠薄型で疲れにくいTKLが欲しい
22mmの薄型ロープロファイル設計で、長時間でも手首の負担を抑えたい人に刺さります。
🙌 こんな人におすすめ
刺さる人が明確な“競技寄りロープロ”です。
- 薄型キーボードが好きで、ラピッドトリガーにも手を出したい人:ロープロでラピトリ搭載という組み合わせが狙い目です。
- ゲームごとに入力を作り込みたい人:G HUBでアクチュエーションポイント/ラピッドトリガーを調整して追い込めます。
- SOCD(KEY PRIORITY)を使って動きを詰めたい人:同時押し時の優先動作を選べるため、移動の“癖”を作れます。
- テンキー不要で机を広く使いたい人:テンキーレスでマウススペースを確保しやすいです。
- 耐久性と見た目も妥協したくない人:ダブルショットPBTキーキャップとWASDツートーン配色が公式に明記されています。
🛒 購入リンク
実売は変動します。カラー(ブラック/ホワイト)と保証表記(型番)も合わせて確認するのが安全です。
✅ まとめ:G515 RAPID TKLは“薄型のまま勝ちに行く”ラピッドトリガーTKL
薄型22mm×磁気式アナログ×ラピッドトリガー。ロープロ派が競技寄りの入力へ移行する最短ルートです。
- 発売日:2025年10月9日
- 公式価格:オープン(ロジクールオンラインストア価格:25,850円・税込)
- 核:ラピッドトリガー/アクチュエーションポイント調整(G HUB)/KEY PRIORITY(SOCD)/マルチポイントアクション
- 形:薄型22mm・テンキーレス・日本語配列・有線
ロープロの快適さを捨てずに、入力の切り替え速度で勝ちたいなら、このG515 RAPID TKLが刺さります。
❓ FAQ(よくある質問)
購入前の不安が出やすいポイントを、短く整理します。
Q1. G515 RAPID TKLは無線ですか?
A. 有線モデルです。接続方法は「有線データモード」、接続I/FはUSBと公式に明記されています。
Q2. ラピッドトリガーやアクチュエーションポイントはどこで設定しますか?
A. Logicool G HUBで調整できます。G HUBはダウンロードが必要です。
Q3. 配列はUSですか?日本語配列ですか?
A. 日本語配列です。
Q4. 対応OSは?
A. USB-Aポート搭載のPCで、Windows 10/11以降、macOS 12以降に対応します。G HUB導入にはインターネット接続が必要です。
🛠️ HowTo:導入・接続・ラピッドトリガー設定(最短)
買ってすぐ“戦える入力”にするための手順です。
- USBでPCへ接続する
付属のUSB-A – USB-Cケーブルで接続します(有線データモード)。 - Logicool G HUBをインストールする
ロジクールのWebサイトからG HUBをダウンロードして導入します(インターネット接続が必要)。 - アクチュエーションポイントをキーごとに調整する
WASDなど頻用キーは浅め、誤爆したくないキーは深めなど、用途別に設定します。 - ラピッドトリガーを有効化して“切り替え速度”を作る
移動キーやストッピング操作で使うキーを中心に、ラピッドトリガーを調整します。 - KEY PRIORITY(SOCD)を必要に応じて設定する
同時押し時の優先動作をプレイスタイルに合わせて選びます。


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