Elgato「Facecam 4K」レビュー|日本発売日8月20日・市場想定価格29,980円。4K60・49mmフィルター対応で“配信映像の土台”を底上げ
目次
🎯 結論:迷わず・破綻せず・手戻りなし。4K60の“扱いやすい解像度”をウェブカメラで
Facecam 4Kは、4K/60fps・HDR(最大4K30)・49mmレンズフィルター対応を備えたElgatoの最新スタジオWebカメラです。
1/1.8型Sony STARVIS 2センサーとElgato Primeレンズ(f/4.0)、Camera Hubでのマニュアル露出/色調整、PTZ(パン・チルト・ズーム)がポイント。配信・録画・会議で映像の基礎クオリティを安定させます。
日本発売:2025年8月20日/市場想定価格:29,980円(税込)(SB C&S発表)。仕様の一次情報はElgato公式および国内リリースを参照。
📌 基本情報
製品名
Elgato Facecam 4K
メーカー
Elgato(CORSAIRブランド)
型番
10WAF9901(販売店表記:10WAF9901-AMZ など)
日本発売日
2025年8月20日
市場想定価格
29,980円(税込)
最大解像度
4K60(MJPG)/4K30(NV12/YUY2非圧縮可)、HDRは最大4K30
センサー
1/1.8型 Sony STARVIS 2 CMOS
レンズ
Elgato Prime、絞り f/4.0、固定フォーカス
視野角
最大90°/フォーカス範囲:4K時 30〜120cm(1080p時 25cm〜∞)
接続
USB 3.0 Type-C(推奨)
対応OS
Windows 11、macOS 13以降
サイズ・重量
約 104×54×52mm/約112g
対応機能
PTZ(デジタル)、LUT、顔追跡/背景効果(RTX要件あり)、設定の本体保存
アクセサリー
49mmフィルター対応(CPL/Black Mist等)、1/4インチマウント
🔧 主な特徴(5ポイント)
- 4K60対応:素早い動きも破綻しにくい滑らかさ。HDRは最大4K30でコントラスト最適化。
- 大型1/1.8型STARVIS 2センサー:ディテールと色再現を底上げ。
- 49mmフィルター対応:CPL/拡散/スター等の写真用フィルターで“意図した画作り”。
- Camera Hubで完全手動:シャッター・ISO・ホワイトバランス・LUT・PTZを一括管理。
- 設定を本体に保存:PCを変えても同じ絵作りを再現(Elgato Flash Memory)。
🚀 特に優れている点(ここが“買い”)
4K60 × フィルター × マニュアル露出の三位一体。被写体の動きが速い配信でも破綻せず、拡散(Black Mist)やCPLで反射・質感をコントロール。
カメラの根本性能と“作り込める自由度”の両立が、Facecam 4Kの価値です。
🔁 旧モデル(Facecam)や上位(Facecam Pro)との違い
- 最大1080p60/HDRなし
- 視野角 最大84°
- レンズ f/2.4、固定フォーカス
- 最大4K60(4K30は非圧縮可)、HDRは最大4K30
- 視野角 最大90°、49mmフィルター対応
- STARVIS 2/f/4.0、PTZ・LUT・設定保存
Facecam 4Kで“できること”が増える要点
- 4K60の動体表現でゲームやハンドカメラの破綻を低減
- フィルター前提の画作り(CPL/拡散/スターなど)
- 非圧縮4K30・PTZ・LUTで配信/会議の画質管理が容易
上位のFacecam Proも4K60クラスですが、49mmフィルター対応はFacecam 4Kの新要素です(公式比較より)。
⚠️ 購入前の注意点
- USB 3.0 Type-C推奨:4K60は帯域が大きく、USB 2.0では最大1080pまで。
- 4K60はMJPG:非圧縮(NV12/YUY2)は4K30まで。編集/配信ソフト側の対応も要確認。
- 固定フォーカス:ピント範囲は4K時30〜120cm。極端な至近距離の撮影には不向き。
- 内蔵マイク非搭載:音声は外部マイクの併用が前提。
💡 失敗しない導入アドバイス
- 配信/会議アプリ側の解像度設定を4K60(または4K30 HDR)に変更する。
- Camera Hubで露出はシャッター優先、色はWB固定にして安定化。
- 反射が気になるデスク環境はCPL、人物は拡散系フィルターで肌を整える。
🙌 こんな人におすすめ
- 動きの多い配信(ゲーム・手元作業・ダンス)を4Kで滑らかに見せたい人
- 照明や色を作り込みたいクリエイター(フィルター+LUTで“狙った絵”を再現)
- 複数PC/現場を行き来—本体保存の設定で画作りを持ち運びたい人
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🧾 まとめ:Facecam 4Kは“作れる映像”を最短距離で
4K60、49mmフィルター、完全手動のCamera Hub。この3つで、配信・会議・動画制作の画質を短時間で安定化できます。
「まず土台を固めたい」配信者・ビデオ会議の主催者に、Facecam 4Kは最有力の一本です。
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